このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ

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君の止まり木はたぶん俺で俺の止まり木は必ず君―第2話―  大間九郎

そんなこんな

河童の朝は早い。
トントントントン台所で包丁がまな板を叩く音が聞こえる。
「おう、おきたか人間。まず顔を洗え」
河童は水掻きのついた手でタオルを渡す。私は受け取り洗面台で顔を洗う。
食卓にはキュウリサンドとキュウリジュース、キュウリジュースは千切りキュウリをガラスのコップに入れて上から氷で重しをし、三ツ矢サイダーをそそいだモノだ。色鮮やかでなにげに旨い。
河童はキュウリを食う。
ひゅるりと一口で一本を食う。
噛んだりしない。喉越しを楽しむ感じ。
「河童。いつまでここにいるんだ」
「おまえの望みを叶えるまでだ」
「俺の望みは自分で叶える。お前の力はいらない」
河童はニヤリとこっちを見ていやらしく笑う。
「お前みたいな何も才能の無い三十男に何が出来る? いつまで自分の才能を信じる? ねーよ才能。お前にはなんにもねーよ。諦めろ、俺に頼れ、俺がお前を時代の寵(ちょう)児(じ)にしてやるよ」
「出て行け河童」
「つれねーな人間」
「俺の視界から消えろ河童!」
「ぐすん、昨日の夜はあんなに激しかったのに…………」
それを言うなや――――――




※本作はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。

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君の止まり木はたぶん俺で俺の止まり木は必ず君  大間九郎

本日から、
栗山千明賞受賞『ファンダ・メンダ・マウス』の著者・大間九郎の
連作短編「君の止まり木はたぶん俺で俺の止まり木は必ず君」
を、毎日掲載していきます。

掲載初日の本日、第2話からのスタートに疑問も感じる方も多いと思います。
実は本作の第1話は、以下のサイトで掲載されている受賞コメントなのです。

第1回『このライトノベルがすごい!』大賞/大賞作品詳細
http://konorano.jp/info/win/win03.php

第1回『このライトノベルがすごい!』大賞/受賞作特集
http://award2010.konorano.jp/kuriyama/

第2話から読んでいただいても問題ありませんが、
まず受賞コメントを読み、
その後、第2回へと読み進めていただけると、
より楽しめるのではないかと思います。

では、『ファンダ・メンダ・マウス』とは異なる
大間九郎の世界をご堪能ください。

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受賞式レポート!

昨日9月14日に第1回『このライトノベルがすごい!』大賞受賞式を
ホテルニューオータニにて行いました!

多くのプレス関係者や評論家、当大賞関係者をお招きして、無事、執り行うことが出来ました

また、当日は特別選考委員でもある栗山千明さんにプレゼンターとしてお越し頂き、各作品の感想なども直接お話いただきましたよ!

14:00 関係者会場入り
スタッフは、一足早く、控え室に入り受賞者の到着を待ちます。

14:30 受賞者到着
受賞者が一堂に会するのはこれがはじめて。
なのに、打解けるのが早い早い(笑)
とっても和気藹々とした雰囲気でした。
受賞者どおしで、サインをもらい合っていたのが面白かったですね。

この最中にも会場では受賞式の準備が着々と進んでいます。

15:00 リハーサルスタート
受賞者を含めて、当日の受賞式の流れをおさらいです。

と、ここでサプライズ!
会場に特別選考委員の栗山千明さんが到着されました。
色めきたつ受賞者&編集部(笑)

栗山さんを含め、全員で流れを確認します。
栗山さんの立ち居振る舞い、さすがでした。
本当にすごいですね。

16:00 会場オープン
お客様が続々到着。
受付ロビーが活気づきます。

一方、控え室もたくさんのお客様。
最終選考委員の方々や、イラストレーターさん、受賞者のご親族なども到着。
遠方の受賞者とイラストレーターさんは初顔合わせということもあって、
ちょっとした感動のご対面が実現!
(まあ、男どおしだったりするんですが(笑))

16:30 受賞式スタート
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ステージはこんな感じ。

『このラノ』編集部Uの挨拶ののち
そして、いよいよ栗山さんが登場です!
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リハーサルのときに見た普段着から、
赤のドレスに着替えた栗山さん。
会場の雰囲気がいっそう明るく、華やかになりました!

HPにも掲載している、トレーラームービーが、
会場内に流れます。

16:40 そしていよいよ各賞の授与がスタート。
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トップバッターは優秀賞『暴走少女と妄想少年』の木野裕喜さん
栗山さんから花束と目録を受け取り、握手。
うらやましいですね。(笑)
栗山さんには作品の感想を頂き、
その後、木野さんには挨拶をしていただきました。

木野さんの後は
特別賞『伝説兄妹!』のおかもと(仮)さん
(受賞式本番でも(仮)のままでした(笑))

栗山千明賞『ファンダ・メンダ・マウス』大間九郎さん
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(作品タイトルに合わせて、当日はアロハにネズミ(マウス)のTシャツで登場!)

金賞『僕たちは監視されている』里田和登さん

そして、
大賞『ランジーン×コード』の大泉貴さん
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の順で進んでいきました。

受賞の喜びはもちろんですが、今後の執筆に対する強い意欲を、受賞者全員が語っていたのが印象的でした。

そして記念撮影。
まずは、受賞者のみで。
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パシャリ!

次は栗山さんを交えて。
_DSC0204

 




(みなさん、ちょっと緊張ぎみでしょうか?)

そして、最後は栗山さんのみで。
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乾杯の挨拶の後は、
歓談となり、受賞式の夜は更けていきました。

当日、会場内には作品をディスプレイし、
_DSC0229





実際に手に取ることが出来るようになっていました。

また会場の入り口では
_DSC0234

 

 


昨日のスタッフブログ
にも掲載した
ウェルカムボードがお客様をお出迎えしていました。

18:15 終了!

おかげさまで、第1回『このライトノベルがすごい!』大賞受賞式を
無事に開催することができました!
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

このライトのノベルがすごい!文庫をよろしくお願いいたします。

以上 受賞式レポートでした!

受賞作特集 http://award2010.konorano.jp/
大賞公式サイト http://konorano.jp/
公式ツイッター http://twitter.com/konorano_jp 

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