当ブログにて読者のみなさまから募集した、第1回『このライトノベルがすごい!』大賞受賞者への質問への各著者からの回答編を大公開!

最後を飾るのは優秀賞作品『暴走少女と妄想少年』の著者 木野裕喜先生です。
妄想全開の主人公・善一とご自身の共通点なども語ってくれました!

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今までに感銘を受けた作品を教えてください。
自分は大学でライトノベルに出会うまで、ほとんど活字を読まずに漫画ばかり読んでいたので、心に残っているものといえば、やはり漫画ですね。
特に『ドラゴンボール』。今は『改』と付いたものが放映されていますが、自分は漫画は少年ジャンプでもちろん、リメイク前のものをリアルタイムで観ていました。
友情・努力・勝利がふんだんに詰め込まれたあの作品は、自分にとっての青春にも等しい作品です。今でもたまに読み返しますしね。
劇場版も含め、『ドラゴンボール』のことなら大概答えられます♪ ポルンガを呼び出す呪文だって覚えています。
あそこまで人の記憶に残せる作品には、憧れを超えて素直に尊敬してしまいます。

投稿作の執筆期間はどのくらいでしたか?
『暴走少女と妄想少年』は途中で一度浮気し、別の作品にとりかかってしまったので詳しくは分かりませんが、おそらく二ヶ月くらいでしょうか。

どうしてラノベ書こうと思ったのですか?
好きなジャンルの小説を読んでいたはずなのに、どうも微妙に波長が合わず、ここはこうした方がいいんじゃないか、自分ならこうするのに、という気持ちが積もりに積もり、実際にPC前に向かったことが始まりでした。
その後、書いたものを読んでもらいたくなり執筆仲間を探しました。
そうして感想をもらえることが想像以上に嬉しく、どっぷりと執筆の世界にはまってしまいました。

善一の妄想がすごくおもしろいのですが、木野さんも普段からこういうことを妄想しているのですか?
答えにくい質問がきてしまいましたね……。
ですが答えましょう!
『Yes !!』と。
二十歳を越えた今では妄想も落ち着いていますが、中学・高校時代の男子っていったらそんなことばかりじゃないですか? ああ、隠さないでいいんです。それが普通です。健全です。自分も経験してきたことなので、よぉく分かります。
善一の妄想なんて温いわ。俺はもっとすごいこと妄想してるぜ! って方もいらっしゃると思いますが、それはあれです。実際に文章にするとジャンルが変わるし、規制もかかってしまうので……。
何より、大っ広げにしすぎて女子に引かれたくないですしね!(最重要)
なので、ぎりぎり健全だけど、たまーに規制ラインを超えちゃいそうな辺りをふらふらする妄想を書いていければと思います。
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暴走少女と妄想少年 (このライトノベルがすごい!文庫)暴走少女と妄想少年 (このライトノベルがすごい!文庫)
著者:木野 裕喜
宝島社(2010-09-10)

暴走少女と妄想少年2 (このライトノベルがすごい!文庫) (このライトノベルがすごい!文庫)暴走少女と妄想少年2 (このライトノベルがすごい!文庫)
著者:木野 裕喜
宝島社(2010-12-10)

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