受賞者インタビューの最後を飾るのは第1回『このライトノベルがすごい!』大賞の優秀賞を受賞した木野裕喜さんです!

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1回『このライトノベルがすごい!』大賞 優秀賞作品


『暴走少女と妄想少年』

著者:木野裕喜
イラスト:コバシコ




木野裕喜さんは、奈良県在住ということで、前回のおかもと(仮)さん同様メールでのご解答をいただきました!

――受賞の電話連絡を受けたときはどんな気持ちでしたか?

木野
嬉しかったのはもちろんですが、それ以上に死ぬほど安心しました。
色々と崖っぷちでして……

編集部(注
崖っぷち……?いったい何が……。あえて深くは聞くのはよしましょう。


――受賞について周囲方の反応など何かありましたか?

木野
親しい友人からは、キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!! と祝福の絶叫をいただきました。
家族は小説家というものに疎かったですが、「頑張れ」と一言温かい激励を♪

編集部(注
ええ話や~。でも、顔文字が、顔文字が……。


――小説を書き始めたきっかけはなんですか?

木野
好みの問題ですが、オモシロクナイ(>ω<;)ラノベを読み、これなら自分も頑張れば書けるかな、と調子にのって手を出したのがきっかけでした。

編集部(注
いい話のあとに、オモシロクナイラノベとか……。他の作家さんを敵にまわすようなことを言わないでください……。(汗)


――好きな、作家はいますか? 作品はありますか? 

木野
土橋真二郎さんの『扉の外』や『殺戮ゲームの館』などが大好きです。
井上堅二さんの『バカとテストと召喚獣』にも爆笑させていただいています。


――第1回『このラノ』大賞に応募しようと思ったのはなぜですか?

木野

色々ありますが、一つは人気ラノベの紹介本などを出されているということもあり、新興レーベルでも、ここはきっと成長するはず!と思いました。
あと、やっぱり賞金が大きいですしね(^▽^;A
だけど一番の理由は、私の応募作品って軒並みページ数が130P(40字×34行)を大幅に超えていたので、規定ページ数の少ない他レーベルで送れるところが中々なく……

編集部(注
賞金についてはもう何も言いますまい……。(笑)
(※いきさつにつきましては、栗山千明賞受賞者大間九郎さん、特別賞受賞者おかもと(仮)さんのインタビューをご参照ください。)


――本作品を書くきっかけなどはありましたか?

木野
いつも作品を読んで感想をくれる友人が、今度はコメディを読みたいと言ってくれたのがきっかけだったと思います。

編集部(注
今回の受賞者、応募前に、誰かに1度読んでもらっている方がけっこう多いみたいです。
客観的な視点って大事ですね。


――作品の見所は?

木野
……主人公の妄想、でしょうか(*ノωノ)
多感なお年頃ですからね。色々考えちゃうであろう、あんなことやこんなことを覗き見るような面白さが売りだと思います。

編集部(注
数ページにわたって展開される主人公・善一の妄想は必読です!


――読者の皆様ににメッセージをいただけますか。

木野
選評でも指摘されていることですが、意外性やストーリーなんてほぼ無いに等しいです。王道すぎて、「こんなの使い古されている」という意見も絶えないと思います。ですが、なんとかそこに目を瞑っていただき、彼らの会話劇+妄想劇を生温かく見守ってやっていただけたら幸いです。よろしくお願いします!!

編集部(注
受賞作の中でも会話の楽しさは随一ですね。


――賞金の使い道は?(笑)

木野
自転車買います(まっすぐ走らない)
原付買います(エンジン勝手に止まりすぎ)
パソコン買います(近々火を噴く予定)

編集部(注
えーと、それらは、事故る前に、できるだけ早く購入された方がよろしいかと思います。ええ……。


――今回は木野裕喜さんのインタビューでした。
ありがとうございました。

木野裕喜さんの『暴走少女と妄想少年』は明日9月10日刊行です。
いよいよ、明日このラノ文庫5作同時発売です!


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